カテゴリー:雑記

まさかの
雑記

17.06.26

玉摺機の故障です。下ネタじゃないですよ。レンズを削る機械です。昨日まで電源が入ったいたのに、今日はファンしか回らず…。動きません。

土日のお渡し分は、それまでに機械が直って、加工できると思います。遅れは無いと思いますが、移転の目前でまさかの出費です。

什器はアレコレ買えるのかどうか、とりあえず白紙です。

葦毛湿原
雑記

17.06.21

豊橋に仕事で来ているものですから、定期があるうちに葦毛湿原に行ってみました。

豊橋駅から、バスで30分くらいです。市街地から30分くらいで、ここまで人の気配が消えるポイントがあると思うと、豊橋の多様性に驚きます。

バス停は、住宅地のなかにあり、そこから徒歩で湿原に入り込みます。その途中は、街路灯もなく舗装もされていないです。朝方は散歩でそれなりに人がいるみたいですが、夕方手前の時間帯は、ほぼ人が居らずでした。目を閉じたときの孤独感が相当です。

人もいない、ほぼ文明の匂いもしないとなりますと、開放的な癒しの効果もあったのですが、それ以上に、時間経過とともに不安が増大する感覚の方がありました。なんかあったときに外部に連絡出来なかったら、どうしようかな…的な不安です。

後々これは、ちょっと面白いと感じました。プリミティブという言葉が、まっさらな自然を指しているとは限らないということでしょう。私の感じるプリミティブさは、人の気配が必要なんでしょうね。ばっちり文明に侵されてますね。

豊橋にお越しの際はぜひ。オススメです。それぞれの葦毛湿原の感想を、聞いてみたいですね。

新天地
雑記

17.06.16

そろそろ場所を探しております。初めから考えていた所に行く予定ですが、それなりにアレコレ見ようかなと思っています。

あと1ヶ月半くらいですが豊橋で頑張ります。この借り暮らしの状態で、私を信用して下さって検眼やら修理やらお任せして下さって、本当にありがとうございました。本来であれば、接客業である以上、先に私の接客があって成り立つべきです。ですが、今の形態、そして商品の渡り方を振り返りますと、私の接客よりも先に、お客さんの興味とか信用の投影があったように思います。それらは、アナログさんの中だからこそ生じているというのもあるのでしょうが、いずれにしましても、お客さんが先です。感謝しております。

明日から、アナログさんのイベントウィークですが、通常どおりブルバキは2階の奥に居ますよ。メガネ見られます。お待ちしております。

丁寧さ
雑記

17.06.15

丁寧な暮らしみたいなフレーズを聞くと、なんかしっくりこないことが多くなりました。変な日本語ですが、自分にとっては丁寧が凄過ぎちゃうんでしょうね。私が想起する丁寧さは、しょうもないですが、例えば袋ラーメンを食べる時に、それオンリーを避けて、野菜を切って一緒に煮込むイメージです。ひと手間的な。

丁寧なメガネ、ざっくりと良いメガネも、そんな感じかもしれません。まだまだ精進あるのみです。

雑記
雑記

17.06.12

お客さんから本を頂いていました。

円盤という高円寺のお店の、2012年の1年分のブログを、一冊の本に纏めた物です。本のタイトルも『2012』です。

4月から読み始め、先々週くらいに読み終わりました。それが良すぎて、良すぎるというのも軽率なのかもしれませんが、内容が効きすぎてあれこれブログに書くことが、億劫になっています。説教を受けたような、そんな感じです。これから場を作るに当たって、読んでガツンと衝撃を受けて良かったと思う一方で、毎日心は重いです。

5月は、おかげさまで忙しくなりました。忙しいおかげでアレコレ考えすぎずに済みました。その面でもありがとうございました。


雑記

17.05.31

今月もありがとうございました。4月末くらいから、あっという間に駆け抜けた感じです。物を販売したあと、渡り方等々を振り返る余裕が無かった1ヶ月でした。ので、まとめて振り返っております。この月曜日くらいからです。昨日も岡崎で椅子に座りながら振り返っていました。

改めて、ヴィンテージの範囲をどうしようか悩み中です。範囲といいますか、入手経路といいますか。今は、海外と日本の倉庫とブレンドです。半々くらいです。

日本の倉庫で見つかった物をお渡しする方が、断然面白かったりします。この年代に、この店の佇まいでこれを仕入れしてたのか!という偶然を、意外な方が反応してくださり買って頂ける。その連鎖が一番楽しいですね。今月は、特にそんな感じの方が多くて、私としては救われた気分です。仕入れの時、多くの場合は日本の当時のメガネの状況とか、どんな感じで販売していたのかを聞きながら商品を見せてもらっています。その時は、引退された方でも表情が蘇ります。いい感じに饒舌になります。そういう瞬間に直面しますと、やっぱり日本にお金を落としたいなとか、業界を築いてきた方々に回したいなと、やはり思うわけです。

 

立ち話から考えること
雑記

17.05.19

久しぶりに、あれこれ忙しかったです。GWの余波です。もう落ち着きました。

 

知識があることと、目が肥えることについてです。

60過ぎの男性と話したときのことです。ちなみにお客さんでは無いです。久しぶりにスーツを新調したそうです。珍しく奥さんの気前が良かったので、結構高めの価格帯の物を購入したとのこと。青山のちょっと良いやつらしいです。

ふむふむと、話を聞いていますと、

「久しぶりに良いもん買うと、あれだな。良い服ってのは、着る前から良さが分かるんだな。」

みたいなことを仰っていました。ここでの“着る前”というのは、パッと見の高級感よりも、袖をいざ通そうとした瞬間のことを指し、それを力説しておりました。袖を通す瞬間とか、身体への馴染み方だと思います。

自分の体験から、そう言った話が出来るのは良いなと思いました。実感と、それに対する共感が、会話としての豊かさに大きく寄与していると改めて感じました。

そこで、ちょっと野暮ですが、

「ちなみに、どこのですか?」

と聞いたところ、イタリアの生地のカタカナのやつとのことでしたので、ブランドとかでは無く、ある程度ニュートラルな状態で、自身の実感から良いなと感じ、私に話して下さったようです。もしかしたら世代的には、イタリアなら良いと、自動的に、判断にプラスに作用した可能性も無くはないでしょうね。しかしそれよりも、着る前の良さを力説しておられました。

 

そう言えばその方は、私が普段着用している銀無垢のメガネに、いち早く気付かれました。さすがメガネ屋は、ちゃんと高価そうなメガネだなと突っ込まれました。正直、どのメガネ屋に行っても突っ込まれないので、驚きました。その男性は、服やメガネがめちゃくちゃ好きで年を重ねて行ったわけでは無いです。

自分の届く範囲で本物に触れるとか、自分の実感で判断するとか、大事なことだなと思いました。それでしか、目が肥えていかないのかなと。目が肥えるという表現は古いですね。

目が肥えることと、知識が増えることは、あんまり相関していないなと感じたという、それだけの話でした。

観た映画
雑記

17.05.10

映画を見ました。チアダンぶりでしたので、1ヶ月ぶりです。私にしては、ちょっとハイペースです。なかなか良かったので、ご紹介です。感動してウルウル泣くというよりも、自然にサラサラ溢れ落ちる感じの浸透力のある映画でした。

 

「ニーゼと光のアトリエ」

名古屋のシネマテークで、来週までやってます。今週は朝の上映で、来週は18時過ぎの上映です。あとは、刈谷で上映しているみたいです。

名古屋市美術館でアドルフ・ヴェルフリ展があり、その流れで気になったので見にいきました。詳しくは、アドルフヴェルフリとかアウトサイダーアートで調べると良いと思います。表現が難しいですが、要は無意識の領域を表現した絵です。

映画の内容は、精神のバランスが崩れてしまった方が、絵を描く、彫刻を作ることでバランスを徐々に取り戻していく過程と、その導入を巡っての病院内の医者同士の対立を描いています。精神外科のロボトミーを押さえておくと、映画の中の対立構造が一層よくわかって面白いです。

創る行為によって、自分自身を治しているという言葉が映画に出てきます。言葉にならない表現を、絵に託しているという感じです。確かに、ちょっとした悩みや仕事でのイライラなどを、他人に話したらスッキリするもんですからね。言葉に出来ず、蓄積すると爆発するもんです。

自分のメガネ販売を重ね合わせて考えておりました。もちろん、フレームのセレクト、検眼、フィッティング等々、これが本当のメガネだ!というものを伝えたくて始めました。そのきっかけは、怒りに近い感情だったのかなと振り返っています。その感情を、メガネを販売するというアウトプットで癒しているのかもしれません。他者の為に視力矯正やカッコよくなるためのメガネを販売しているつもりでしたが、自分の為に販売していたのかもしれません。それに付き合って下さるお客さんには、頭が上がらないなと、改めて感じた日でした。

ちなみに今池といえば、シネマテークからの中屋パンのあんドーナツのコンボは、もはや定番かもしれません。ですがやはりオススメです。

 

余談
雑記

17.05.06

ヴェンナーラインの、ちょっと高級なシリーズなんでしょうね。他にも、「ROYAL」の印刷があるヴェンナーラインのメガネを見たことがあります。

実は、店名の候補にありました「ローヤル」。結局やめましたが。他には「デラックス」とか。

70年〜80年にかけて、どんな商品でも高級ラインとなると大体ローヤルとかデラックスとかつきますよね。あの響きが好きで、最後の最後まで悩みましたが、店名とするのはやめました。最近は聞きませんね。ローヤルゼリーぐらいでしょうか。

高岡の喫茶店も、ローヤルボンボンの看板が残っております。ボンボンのメニューにも、「プリンローヤル」があって、現在もローヤルというワードが生き残っております。高級過ぎない感じが丁度いいんですよね。

未だ、ローヤルという響きには反応してしまいます。ちなみに、プリンローヤルは、プリンアラモード的なやつです。確かにローヤルなので、一度食べて見てください。

眼鏡すごいぜ!
雑記

17.05.06

香川照之さんの、昆虫すごいぜ!を拝見しました。1限目は見ておらず、この前が初めてでした。今日の深夜に再放送があります。

香川照之さんが凄すぎて、感動しました。自分を滑稽に見せるくらいに、圧倒的な熱量で昆虫の世界の素晴らしさを伝えていました。私には、もはや面白おかしく見えなかったです。すごかったです。勉強になりました。

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