ビジョントレーニングの話を聞けました
雑記

19.05.30

昨日は、無事に聴講出来ました。

眼の力の抜きにくさ、ピント調節が残りやすいことを握り拳で説明する方法が、実感を伴った理解を提供できるので絶品でした。真似します。

拳に力を入れようと意識します。グッと力一杯握ります。しばらくして、緩めようと意識します。拳の力を抜きます。するとどうでしょう。初期状態に、瞬時に戻りましたか?おそらく戻っていなくて、拳に力を込めた時の感覚が残っているはずです。力を抜いたのにも関わらず、力を込めた余韻が残っている状態に移行したということでして、しばらく、拳全体がジワッとしているはずです。その状態からさらに経つと、初期状態に戻れるはずです。

これが眼でも起こっています。拳を握るという行為を、例えばスマホを見ると置き換えるだけです。んーなるほど。

明日休みます
営業案内

19.05.28

明日は休みます。ビジョントレーニングの講習会を聞く予定です。

なぜ聞く予定か?それは返信ファックスをもらっていないからです。今日確認しようと思っていたら、ありがたく検眼になって17時過ぎて確認とれず。

あす現地に直で行って、予約取れてなくて断られて暇になっても、とりあえず休みます。加工は溢れてますし。

よろしくお願いします。

意図してなのか不明
ヴィンテージのメガネ

19.05.28

鼻から耳側にかけて、拡がりと迫力が絶妙なので、なんでかなと考えていました。先日、4本仕入れた最後が売れたので、目の前から消える前に観察し尽くしました。

リムのブリッジ側からテンプルにかけて、生地の厚みが違いました。鼻側で3.8ミリ、テンプル側で4.3ミリでした。ラインの拡がりと連動して、質量も増大させていました。狙ってやっているとすれば、相当手が掛かっています。

掛けると、顔に張り付くように、あたかもマスクのように顔の一部になります。黒色のフレームでは珍しいです。大体ゴリっと迫力で眼鏡顔にしてしまうのが黒枠の特徴なので。

質量のグラデーションは、自分では思いつかないですね。プロのデザインならではの良さがふんだんに盛り込まれた一本でした。


雑記

19.05.27

久しぶりに店を手直し。鏡の照明を変えただけですけど。今まではチューリップが掛かっていた箇所です。ここだけがレトロポップ過ぎて、1年くらい納得していなかったわけですが、今日で仕上がりました。スタンドミラー側がコレだったのに、窓際の鏡用の照明が全然関連性のないチューリップでして、その対称性が崩れていたのも気になっていた理由です。これで空間に調和がもたらされたと思います。

今日のニュースから
目のことレンズのこと

19.05.26

インスタあれだな、メガネ載せるとフォロワー減るけど、吊革と本栖湖のペナント載せたら4人増えたから、なんかもうあれだなー。前々から感じていたけどやっぱりアレだわー。

本題です。気になるニュースがありましたので。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6b324568

片眼性の内斜視の症例がぼちぼちあるみたいです。非利眼の開散に関係があるようで、なるほどそういうことも起こりうるのか!という印象です。眼はどちらかと言えば開くのは苦手ですからね。この辺の眼の動きの話は、仮性近視云々にも関係してくる内容ですね。

確かに、近視の“内斜位”という今までにない組み合わせが増えているとは聞いていましたが、まさかこういう症例も出てきているんですね。確かに1件だけ、高校生のときにゲーム中に突然複視になったという方に会ったことはあります。少ない症例と言えども無視出来ないですね。

令和は、如何に良好な視覚を保持出来るかにかかっていますね。体調、気分、思考にもある程度、眼が関わってきますので。くどいですが、高い視力の値では無いです。

明日は15時から
営業案内

19.05.24

予告通り、明日の土曜日は15時から開けます。それまでは検眼しています。よろしくお願い致します。

眼鏡屋のスニーカー事情というかなり要らない情報です
雑記

19.05.24

木曜日は加工で篭り、夕方ごろに店を抜け出してパルコの新しくて大きくて強いABCマートに行ってみました。確かに、限定モノを追わない程度のスニーカー好きにとっては、十分過ぎます。巨大資本も良いよね。ブルバキと違って、一度にたくさん見せてくれます。

何となく個人的に、ヴィンテージ眼鏡を見る感覚と、いまのハイテクスニーカーを見る感覚は近いです。むしろほぼ同じです。「すげー楽しー面白ーい」が、ひたすら連続しまして、買い物が楽しいです。

この前、お客さんがエアマックスの720を履いていまして、思いの外それが良かったので真似しました。すぐ真似するマンです。

遠くから見ると、宙に浮いているみたいです。足元だけガンダムです。このボリュームは、どんな服装でも強いて言えば合わないですね。

昨年のホカとガーメンツのようなぽってり感と、イージーっぽい履き口と、トリプルSっぽいボリューム感にエアマックスの未来感があって、宅配ピザの四分割のアレっぽい満足感があります。

ニューバランスの1500、三十周年記念のカラーの方が絶対誰からも褒められるとわかって、やっぱり現地現物で脳がツーンとするくらいの面白い方にしちゃいました。こういう選択が、30歳過ぎてから本当に増えました。おもしろグッズおじさんになりかかっています。

ちなみに靴下は未だに読み方が分からない「wigwam」なんですけど、令和初の衝撃です。あのwigwamが、洗濯してもダラダラくたくたにならないです。あの洗濯したら一発でフニャフニャでダメになる感じも好きだったんですけど。これはこれでミニモニ。っぽくて良い感じです。

そういうこと
目のことレンズのこと

19.05.24

この横の、塊による圧迫感がたまらないです。

綺麗な生地の、その綺麗さを活かそうと思ったら確かにこういうフレームになるのかもしれません。

ただ、正面はそれほど重い印象を受けないんですよね。生地の透明感もあるんでしょうけど、やはりこれもボリュームの緩急の妙でしょう。

シューティングの芯も金色で、気が利いています。しゃれてます。

シューター
ヴィンテージのメガネ

19.05.24

シュータータイプです。フランスの70年代です。頬の部分の垂れ下がり具合が少ないためか、もしくはレンズがややつり目でシャープだからか、ラスベガスをやっつけろ的なクレイジーさが抑えめな良い一本です。

汗止めバーに亀裂があります。セルから臭いは出てないのでまだまだ現役だとは思いますが、やや瑕疵ありです。個人的には良い方だと思います。緑青浮いてないですし。金属フレームのダメージはありません。

(向かって左から1センチくらいの箇所に2ミリくらいの亀裂があります。)

シューターは、やっぱ黄色のレンズ入れたいですね。

今年もこの季節になりました
修理とメンテ

19.05.22

鼻盛りです。

驚きました。ストレートテンプルのトムフォードがあるんですね。しかもクリアの濃紺。60年代によくあるパターンなんですけど、カッコいいです。参りました。

レンズの形状がミソです。例えば向かって右側、業界では左レンズの第2象限にあるカーブが、リムの下がり方に沿わずブリッジ上部に向けて突き出しています。そして目線をテンプル側へ移しますと、レンズの輪郭はそのまま緩やかに第1象限に向かって下がっていまして、リムにブローフレームのようなグラマラスな余白が生まれています。アウトラインは普通のウェリントンより堅い雰囲気なのに、レンズとリムの余白はやや女性らしさも含む色っぽさがあって、尚且つレンズ端はタレ目でどこか優しい雰囲気も秘めています。雰囲気のお子様ランチです。全部入っています。

セルのゴツさを、テンプルの真っ直ぐ抜けた感じ、視線移動の潔さと、クリア生地の透明感で相殺しているところもポイント高いです。なんとなくアクティブな感じもするけど、フォーマルな感じもします。別にトムフォードの代理店からマネーが発生しているわけでも無く、取り扱う予定がある訳でもなく、ただただ驚いたので書き留めておきます。プロのデザイン凄いですね。

で、このタイプのストレートテンプルは、フィッティング不良の場合は耳が千切れるように痛いです。難しいんです。眼鏡屋泣かせです。

消えた構造というのは、やはりそれなりに理由があります。プラスチックのストレートテンプルは、やはり下がりやすいです。しかも、耳の上端に負荷が一点で掛かりやすく、メガネを上げ直す回数が増えると擦れて痛みを生じます。今回のケースも、おそらく過去に、上が切れて出血を伴っていたような痕がありました。

今回は、いつも以上に気を使って鼻盛りです。具体的には、鼻パッドの角度です。土台を斜めに残して融着させました。パッド先が鉛直方向を完全に向くようにしました。

テンプルを水平にしてみますと、パッドの先が地面を向いています。これによって、メガネの重みが、鼻にも分散してしっかり乗っかるようになり、耳への負荷が軽減出来ます。

この辺の見た目はいつもと同じです。

整髪料でやられたテンプルも磨いて戻しました。メガネも、1日一回は洗いましょうね。

あとはフィッティングで、耳の添わせを適切に合わせて終了です。

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