下拵え
ヴィンテージのメガネ

19.08.27

ガラスのレンズを入れる前に、プラを入れてます。ガラスは待ち状態。お持ち込みです。

というのも、フロントがカーブ0なので。真っ平ら。ではフラットレンズ入れるべきか?と言われれば多分そうじゃなくて、ただカーブが初期で付いていないだけだと思います。ヨーロッパでその年代であれば、まず近視ではなく遠視で使われるでしょうし、であれば凸レンズです。収差の問題でカーブはおそらく深いはずです。

値段がアレらしいんで、いつもはしない下拵えです。プラのレンズを入れて、フレームにカーブをつけます。念のため。外付けの蝶番、熱入ると直ぐにガタつきますしね。

修正後。レンズが40ミリちょっとなので、カーブが浅いように見えますが実際は5カーブ。これつけておくだけでも、枠入れが違います。そりゃスコンと入ります。

クレイジーパターン?触ってて気づきました。ブルックスのシャツみたいですね。

掛けてみないと分からない
メガネのはなし

19.08.27

厳密にやりすぎると、確かにそうかもしれません。

ボクシング表記を避けているのは、そういうことなんだと思います。当時物のサイズに合わせているので、レンズ44ミリの鼻幅22ミリでも、fpdが64.5ミリです。レンズが、ヤゲン中心からヤゲン中心までを指しているからです。リム内径を定規で測ったサイズとは異なりますから。

純粋経験
雑記

19.08.25

もちろん、厳密に言えば西田幾多郎のあれとは違うんでしょうけど、なんかそういう言葉に出来ない部分を、言葉でしか表現出来ないもどかしさ全開で書いた感じが良かったです。特にページ81の、『ケーキのためにロケットを』の章が絶品でした。それを体と心、感動と感情の二元論で、題材は必ず皆んなが摂取する食べ物で展開されます。それ故にイメージしやすく、天才すぎる!と、ズキュンと感心していました。単純に、食べ物の嗜好がほぼ一緒なので、それも面白かったです。甘い物に対するアプローチ具合とか。

『もぐ^∞ 最果タヒ著 産業編集センター 2017年』

「こんな涙に、説明できる心の機微があってたまるか」

ブルバキの、メガネを見て「ワオ!」からスタートする、それにも通ずるなと。僭越ながら。ヴィンテージメガネも、純粋に感動することの実践なんです。そうありたいわけです。

自主回収
メガネのはなし

19.08.25

改良前に販売してしまったので、回収して直しました。ヴィンテージアセテート、もう何でかよくわからないんですけど、やっぱりトロッと美しい気がします。

土曜日は18時まで
営業案内

19.08.23

諸事情で、明日24日は18時に閉めます。

今週は、なかなかエクストリームな検眼が多かったですね。ぼちぼち苦労しました。

同じくらいの年齢、近視度数で、目の動きやピント調節の癖の違いで、症状や主訴にこういう違いが出るのかと勉強になりました。仕事や趣味の違いもあるので、単純な比較ができるケースなど、皆無なんでしょうけど。

メガネを掛けたままだと、近くの作業で目が疲れるから度数を弱めてみる。弱い度数のメガネは疲れにくいですよと言われたから、それに乗っかってみた。それなのに楽になった気がしない。そういう場合は、屈折の問題の見直しはもちろんなんですけど、やっぱり動きでしょうね。

ひたすら
メガネのはなし

19.08.21

オリジナルのセル、テレビについて。

何回か売れかかったので、先に磨いてテンプルの修正をしておきました。

修正前

修正後

テンプル終端で比べると分かりやすいかも。修正後の方が、水を含んだように艶が出ます。光の反射の変化です。

水に墨汁を垂らしたような、そんな感じの柄が入っていまして、それの揺蕩う(こういう漢字なんですね。自動変換で出ました)感じを引き立たせる為にも、必要な修正だったかなと思います。最終工程がブルバキの手によって日本で行われていますから、メイドインジャパンになってしまいますね。

何だかんだで3時間くらい掛かりました。今から2本目も修正していきます。集中力がもたないかも。

(仮)
雑記

19.08.20

まだ未確定ですけど、9月に出張販売する予定です。県外です。またそのうち書きます。

そのやり取りの中で、括弧書きで所在地を書くのですが、(名古屋)じゃなくて(愛知)にしたところ、背負う範囲広げすぎじゃない?みたいに言われました。

これは私だけかもしれませんが、愛知=トヨタで名古屋=レクサスみたいな、そんな感覚があります。もとは三河の人間なので、未だ名古屋市民と自分で言うのを躊躇ってしまいます。出身は?と聞かれても愛知と言いますし。名古屋生まれの方は、出身も名古屋って他県の人にも返事していませんかね?どうなんでしょう。

問題解決に2年
雑記

19.08.20

頭を悩ませていた問題が一つ、解決しました。それは、お店のティッシュ箱をどうするか問題です。

唐突ですが、ティッシュ箱ってどれも古物に合わないんです。こう、清潔感を出そうとしているあのフレッシュな感じの外箱が、どうも空間に合わず。存在が浮くんです。名古屋に移って2年、ずっと気になっていました。

籐のティッシュボックスを何度買おうとしたことか。その度に、そもそもあの四角い形状がもう嫌だなと。四角くて上が白くてヒラヒラしてたら、それはもうティッシュ箱過ぎるのです。家だと全然気にならないんですけどね。家は箱のままです。

で、見つけたのがコレ。壺感ありませんか?私は、本当にそう勘違いしたんです。盆に旅館に泊まって、掛け軸の下にこれが置いてありまして、ティッシュのエクストリームなイケてる置き方だな、装填の仕方を真似しようかなと思い手に取った瞬間、陶器の壺じゃない樹脂の容器という衝撃を受けました。しかも、旅館の売店にあり、まんまと策略にハマって買って帰りました。

願うと叶いますね。本当にずっと悩んでいましたから、すごい稲妻だったなあ。

スペイン製
ヴィンテージのメガネ

19.08.20

イレギュラーで少量、日本から仕入れています。上はレイバンのラージメタル風で、下はAOの何とか(忘れました)風です。傾斜は抑えめ、鎧智なので70年代のそのままっぽく、色無しのメガネで掛けるとフニャッとした雰囲気が出てカッコ良さそうです。

ちなみにスペイン製です。久々にお目にかかれましたスペイン製。ドイツやフランスから輸入することが多かったはずですが、当時の日本はスペインからも輸入していたようです。村井が入れていたと聞いていますが、カタログ等で裏取って無いので未だなんとも。

ツーブリッジ、やっぱり流行らなかったですね。ボストン型にトップバーが付いたタイプはそこそこ見かけましたが、ツーブリッジガチ勢は、ブルバキ周辺だけかも。そこが良いですよね。掛けたらすぐに、まあまあの異端になれるんで。

も、そういう時代でしょ
修理とメンテ

19.08.20

アメリカンヴィンテージも、ついに中古店で取り扱われるようになったということで、ヴィンテージメガネの中の一部、アメリカンヴィンテージというカテゴリーが世間様に認知されてきたということでしょう。

それにしても、タートのアーネル、ブラウンとは驚き。それなりな物の中古が、店頭に流れる時代に突入したみたいです。ラッキーアーネルのお持ち込みでした。

しかも、日本で一回触っています。鼻盛りがしてあります。私はほとんど用いない型です。鼻パッドの下半分が浮いており、熱を加えて寄せたり捻ったりしながらベスポジを目指せるタイプが乗せてありました。ただ、24ミリの鼻幅に対して、リムの際から1ミリ内側に鼻パッドがセットされておりまして、寄せても幅が足りないし寄せればパッド面が起きるので鼻に刺さるしで、鼻盛りの意味が薄くなっていましたから、取り替えも同時に行いました。美観が良くないというのも、お客さんと意見が一致しましたので容赦なく交換です。

仕上がりはこんな感じです。中々の乱視で、球面s-4.00に対してc-4.00 ax180くらい乗っかります。簡単に言いますと、レンズの上下が中々分厚いパターンです。

今までは、1.76の両面非球面を使っていたようですが、そもそもレンズサイズ42ミリということ、言うほどレンズの縦幅が無いことを考慮に入れて、1.60にしました。面取りで配慮をすれば、十分リムに収まります。

値段も抑えられ、尚且つアッベ数の良さから、今までよりメガネを使いやすく感じないかな?というのが狙いです。球面値がそんなに大きな量では無いため、そもそも1.76にしても、特に横方向の厚みは1ミリ変わらないと予想されます。この辺の判断、どれを選択するのかはいつも難しいです。

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