イギリスの60年代のフレームです。右レンズ、リムのうねりが激しくて修正しております。修正後は、若干、リムのラインが細いかも。
鼻幅24ミリですから、鼻盛りもついでにです。磨き前はこんな感じです。あとはレンズを入れて、どれだけ綺麗に見えるか?というところです。
18.05.13
イギリスの60年代のフレームです。右レンズ、リムのうねりが激しくて修正しております。修正後は、若干、リムのラインが細いかも。
鼻幅24ミリですから、鼻盛りもついでにです。磨き前はこんな感じです。あとはレンズを入れて、どれだけ綺麗に見えるか?というところです。
18.05.13
告知通り、本日は休みます。よろしくお願い致します。
18.05.10
本日も加工です。今日で、色々なペースが噛み合って来た気がします。
相変わらず休み無しです。別に良いんですが、ひとに「一人ブラック企業」と言われて、まあそんなもんかなと思いました。休みよりも、定常状態に早く戻したい欲求が高いのだと思います。
13日の日曜日は休みます。色々悩みましたが、人間から遠ざかりたい気分です。ゴールデンウィークに、自分を吐き出しすぎた気がしております。4月が暇で、それからのゴールデンウィークの忙しさだったので、犬でいう嬉しょん状態が過ぎました。
休みのお出かけ先として選んでいただき、ありがとうございました。
18.05.10
70年代のドイツ。AOのサングラス風に仕上げました。フォレストの50パーセントのカラーにしております。
入荷したて、全くレストア出来ていない状態から決めていただいたので恐縮です。この個体自体、全体のくすみはもちろん、リムが熱でよれていたり、薬研がガタガタだったりと、直す箇所が多々でした。加えて鼻盛りが必要です。修正で何時間かけたから分からないほど時間かけました。
初来店の方です。ある程度ヴィンテージの状況をフルビューなりタートなり調べてご来店して下さりました。その上で、目の前の商品をしっかりと見ていただけたのは大変嬉しかったです。枠入れ前、下準備の時間のかけ甲斐もありました。
特に、右のリムがうねっていて大変でした。歪みを削ぎ落として、その後にヤスリとバフがけです。
型直しもありますので、本番のレンズを入れる前にCR-39のクリアをちょっときつめに入れています。レンズをはめたまま暖めて、薬研を整える為でもあります。
熱でプラスチックレンズが割れるのは、生地とコーティングの熱膨張率の違いから起こるコーティングのヒビ割れです。CR-39のコーティング無しであれば、レンズを入れたままヒーターにかざしても割れません。レンズ自体も柔らかくなりません。
やはり裏面マルチのコーティングです。ガラスレンズにコーティングがかけられたのが、日本は1967年からですから、70年代もノンコートのレンズは一般的だったのでは無いかと考察しております。なので、それっぽい雰囲気が出るようにコーティングも選定しております。
18.05.08
ゴールデンウィークで受けたものの作業に昨日から取り掛かっています。鼻盛りだけで5件超えていますので、やや溢れぎみです。ありがとうございます。何だかんだ、昨日も今日も足を運んで頂いていますので、加工が余裕で間に合うというよりは、ギリギリ週末分は提供出来そうという感じです。
神経尖らせているのは、写真の案件です。母ちゃんの眼鏡を使いたいというご要望で、鼻盛りと全磨きを行なっています。ヴィンテージの世界では、デッドストックが至高のように扱われますが、全然そんなことは無いです。状態はどうあろうと、受け継ぐことには敵いません。ということで、それが現実になるかならないかが、私に掛かっています。なかなか重大なミッションです。
元の鼻盛り。パッドの高さが相当違いますが、欧米人ならどうであろうと乗りますからね。関係ないでしょうね。
とりあえず、大きな問題もなく冒頭の写真の状態まで戻せましたし、全体の光沢も戻りましたので一安心です。レンズが来ましたら、嵌め込んでサングラスにする予定です。
18.05.04
本日、そう言えば掃除機が壊れました。モップをかけて水拭きしておりますが、出入りも多く埃っぽいかもです。伝え忘れていました。ご容赦ください。
18.05.03
店終わって、21時半に書いています。事後報告だと意味ないですが、今日もやっていました。過去のブログが、4日の木曜日になっていました。間違えていましたね。信じて来て下さった方、ありがとうございました。
明日、4日の金曜日は通常営業です。ちなみに13時頃に来店の予告を頂いています。その時間帯は入店不可ではありませんが、重なればそちらを優先します。それだけお許しください。
18.05.02
下段の、薄い茶色と黒のストライプの木目のフレームが入りました。日本のストックから。レンズサイズ、鼻盛りの形式から60年中頃かと思われます。
サイズが46□20-145ですから、腕の長さもゆとりがあって良いです。平均的な日本人の男ならば、ジャストサイズだと思います。
以前紹介した、上段のフレームと比べますと、木目が美しく際立っているのがわかります。
18.05.02
骨董市から帰還しました。店開けます。
過去最大級に悶絶しました。セイコーのワンプッシュクロノ、プラスチックベゼル2本、ワールドタイマー初期、茶馬、久々にセイコーの60年から70年代のオールスターを見た気がしました。特にワンプッシュクロノのプラスチックベゼルで悶絶しておりまして、今回は見送りました。見送りましたが、心を会場に置いてきているので、気もそぞろでこれを書いております。
二つ目クロノの、ランデロン48を実際に触らせて頂けたのも良かったです。ヴィーナスは番号忘れました。恐ろしいくらいに上品でした。3年ぶりくらいに、蓄積された物欲と言いますか、色々使ってみたい欲が沸いてきました。様々な緊張が解けてきた感覚があります。
で、眼鏡は写真のものを買いました。骨董市で眼鏡を買うのは何年振りでしょうか。基本買わないです。
ジャンクの中にありまして、ケースが最初は良いなと思って手に取りましたが、開けてビックリでした。当時のSPMの手彫りです。切削面の角の立ち方、力を込めたときの跡のつき方から間違いないでしょう。何本もじっくり見る、または本物を使ってみれば、すぐ気付けるようになります。
おそらくフレーム形状から1920年頃の物と推測できますが、その年代の無垢の手彫りは初めて見ました。この手の時代の物は、割とゴロゴロ転がっていますし、使えない(装用感の悪さ)ので買わないですけど、無垢の手彫りにはやられました。私にとっては大事な資料です。
鼻の部分が折れて、紐で結んであります。直そうと思えば直せます。ただし、販売する気もありませんのでそのまま置こうと思います。
驚いたのは、智の部分です。爪智タイプです。爪が一切えぐれていません。SPMの硬さは本物ですね。コンパクトで直線的なデザインも素晴らしいです。これは、いつか再現したいディテールだなと思います。
ちゃんと、眼鏡の成果も挙げております。それにしても今回は、自分の好きなゾーンが多かった骨董市でした。みなさんもどうぞ。
18.05.01
すみません、明日は13時オープンにします。
明日から、吹上で骨董市です。今回は明日の2日から4日まででした。
お店で必要な物とかも無いので、ボヤッとした状態で行ってきます。面白そうな物を見つけ出す訓練として、一応仕事と言い訳していきます。皆さまも、行ったら「あれが面白かった!」等々、感想を教えて下さい。
では、よろしくお願い致します。