クラウンパントのメガネ。サングラス用にレンズが搭載されております。フランスの40年代ではなくて、80年代の日本のメガネです。メガネのデザインも、何周も回ってブラッシュアップされていくのでしょうね。日本の80年代には珍しく、レンズのサイズが46ミリです。フランスの元ネタからしたら十分大きなレンズサイズですが、サングラスにするならむしろ歓迎な大きさですね。
これが面白いのは、ギンガムチェックがプラスチック生地へのプリントではなくて、“布”生地がアセテートでサンドされることにより、チェックを表現しております。気泡が一切無いところに、技を感じます。技が奇抜に変換されているという面白さが良いです。
ヴィンテージ=60年代までという考えもあります。大量生産以前という考え方でしょう。ですが、80年代の物が売れたからこそ商品化出来た・されたメガネも面白いですし、アクが強いからこそ掛けこなしたらかっこいいと感じます。