壊れています。加工機。踏んだり蹴ったりです。いっそ、一遍に壊れて欲しかったですね。料金が嵩むので。今日はトレーサーの不具合。
とりあえず、明日は機械が回せる予定です。ダメそうなら、土日お渡しの方にはご連絡差し上げます。今しばらくお待ちくださいませ。
17.06.29
壊れています。加工機。踏んだり蹴ったりです。いっそ、一遍に壊れて欲しかったですね。料金が嵩むので。今日はトレーサーの不具合。
とりあえず、明日は機械が回せる予定です。ダメそうなら、土日お渡しの方にはご連絡差し上げます。今しばらくお待ちくださいませ。
17.06.26
上:ニードルスのサーモント
中:ドイツの70年代サーモント(リチャード風)
下:ドイツの70年代ブロー
ニードルスのメガネは、早い段階から70年代のメガネのテイストを再現していて面白いと、かねてから思っていました。今回は、お客さんの持ち込みがありまして、じっくり眺めることが出来ています。
70年代の日本は、ローデンストックが席巻しており、ローデンストック社のリチャードや、それ風のメガネが多く存在していたそうです。真ん中に載せたようなメガネです。対抗勢力が、エッセルホヤ(Essel HOYA)のナイロールと、その方は仰っておりました。堅牢さvs軽さスッキリさという構図だったようです。
このニードルスのメガネの面白さはアレコレありますが、私的にはプレスの柄です。シワみたいな、なんとも言えないイケてないプレス柄です。
普通は、もっと洒落た柄を、ブラッシュアップの為に打つんですけどね。いま私が使っている、当時物のメガネと比較しても分かるように、そのまんまな感じがいいですね。
17.06.26
玉摺機の故障です。下ネタじゃないですよ。レンズを削る機械です。昨日まで電源が入ったいたのに、今日はファンしか回らず…。動きません。
土日のお渡し分は、それまでに機械が直って、加工できると思います。遅れは無いと思いますが、移転の目前でまさかの出費です。
什器はアレコレ買えるのかどうか、とりあえず白紙です。
17.06.21
豊橋に仕事で来ているものですから、定期があるうちに葦毛湿原に行ってみました。
豊橋駅から、バスで30分くらいです。市街地から30分くらいで、ここまで人の気配が消えるポイントがあると思うと、豊橋の多様性に驚きます。
バス停は、住宅地のなかにあり、そこから徒歩で湿原に入り込みます。その途中は、街路灯もなく舗装もされていないです。朝方は散歩でそれなりに人がいるみたいですが、夕方手前の時間帯は、ほぼ人が居らずでした。目を閉じたときの孤独感が相当です。
人もいない、ほぼ文明の匂いもしないとなりますと、開放的な癒しの効果もあったのですが、それ以上に、時間経過とともに不安が増大する感覚の方がありました。なんかあったときに外部に連絡出来なかったら、どうしようかな…的な不安です。
後々これは、ちょっと面白いと感じました。プリミティブという言葉が、まっさらな自然を指しているとは限らないということでしょう。私の感じるプリミティブさは、人の気配が必要なんでしょうね。ばっちり文明に侵されてますね。
豊橋にお越しの際はぜひ。オススメです。それぞれの葦毛湿原の感想を、聞いてみたいですね。
17.06.16
そろそろ場所を探しております。初めから考えていた所に行く予定ですが、それなりにアレコレ見ようかなと思っています。
あと1ヶ月半くらいですが豊橋で頑張ります。この借り暮らしの状態で、私を信用して下さって検眼やら修理やらお任せして下さって、本当にありがとうございました。本来であれば、接客業である以上、先に私の接客があって成り立つべきです。ですが、今の形態、そして商品の渡り方を振り返りますと、私の接客よりも先に、お客さんの興味とか信用の投影があったように思います。それらは、アナログさんの中だからこそ生じているというのもあるのでしょうが、いずれにしましても、お客さんが先です。感謝しております。
明日から、アナログさんのイベントウィークですが、通常どおりブルバキは2階の奥に居ますよ。メガネ見られます。お待ちしております。
17.06.15
丁寧な暮らしみたいなフレーズを聞くと、なんかしっくりこないことが多くなりました。変な日本語ですが、自分にとっては丁寧が凄過ぎちゃうんでしょうね。私が想起する丁寧さは、しょうもないですが、例えば袋ラーメンを食べる時に、それオンリーを避けて、野菜を切って一緒に煮込むイメージです。ひと手間的な。
丁寧なメガネ、ざっくりと良いメガネも、そんな感じかもしれません。まだまだ精進あるのみです。
17.06.15
さっきも載せたメガネです。フランスメーカーのヴィンテージメガネです。
70年代のライセンスフレームで、スポルディングがあります。日本のメーカーが、アメリカブランドのライセンスを、フランスの製造に出して作らせていたという、ちょっと面白い感じです。理由は様々考えられますが、ここではやめます。
スパルタ智の感じを比較すると、おそらく同じ製造では無いかなと考えています。
70年代は、良いメガネ=舶来物(フランス、ドイツ)という印象だったのでしょうね。
17.06.15
そういえばですが。
メタルの丸メガネ流行ってますね。昨年くらいから、ぼちぼち見かけるようになりました。
ヴィンテージですと、私の在庫にはセルの丸メガネが、あと数本あるくらいでしょうか。むしろ、丸では無い物が多いです。あって、楕円風ですかね。
70年代、フランス。14金の金張りです。
まん丸ですと、抜け感が出過ぎますからね。それを良しと見做しているだけであって、どの時代も、抜け感があるという感覚は共通にあるのかもしれませんね。どうも、倉庫を漁っていても、まん丸とかに遭遇することは少ないです。
曖昧な、どの名称にも属さないレンズシェイプのメガネも良いもんですよ。顔の各パーツに馴染むようにデザインされていたりします。その方が、丸とかよりも、掛けたら顔に馴染んで自然だったりします。
17.06.12
お客さんから本を頂いていました。
円盤という高円寺のお店の、2012年の1年分のブログを、一冊の本に纏めた物です。本のタイトルも『2012』です。
4月から読み始め、先々週くらいに読み終わりました。それが良すぎて、良すぎるというのも軽率なのかもしれませんが、内容が効きすぎてあれこれブログに書くことが、億劫になっています。説教を受けたような、そんな感じです。これから場を作るに当たって、読んでガツンと衝撃を受けて良かったと思う一方で、毎日心は重いです。
5月は、おかげさまで忙しくなりました。忙しいおかげでアレコレ考えすぎずに済みました。その面でもありがとうございました。
17.06.10
お客さんのメガネ。なんだかんだ申し訳ないことに、珍しく忙しいので纏まった時間が取れずでした。ようやく、修理のメドがつきそうです。
AOのブローです。今回は、両テンプルの亀裂がお題です。ヒビならまだしも、亀裂で隙間が空いてしまっているので、付くかどうか微妙なラインでした。
亀裂以外にも、細かなクラックが沢山入っています。
とりあえず、最終磨きの手前まで漕ぎ着けています。実際は、この段階まで2回ほど到達していたのですが、溶着が甘かったりバフの磨きで溶けたりで、2回失敗しています。
明日以降に、最終磨きの再チャレンジです。
このくっつき具合ですと、今度はいけそうです。
手間を掛けたらその分、愛着が湧くなんて言われたら、なんとしてでも使える状態にはしないとですね。修理は意地です。