豊橋に仕事で来ているものですから、定期があるうちに葦毛湿原に行ってみました。
豊橋駅から、バスで30分くらいです。市街地から30分くらいで、ここまで人の気配が消えるポイントがあると思うと、豊橋の多様性に驚きます。
バス停は、住宅地のなかにあり、そこから徒歩で湿原に入り込みます。その途中は、街路灯もなく舗装もされていないです。朝方は散歩でそれなりに人がいるみたいですが、夕方手前の時間帯は、ほぼ人が居らずでした。目を閉じたときの孤独感が相当です。
人もいない、ほぼ文明の匂いもしないとなりますと、開放的な癒しの効果もあったのですが、それ以上に、時間経過とともに不安が増大する感覚の方がありました。なんかあったときに外部に連絡出来なかったら、どうしようかな…的な不安です。
後々これは、ちょっと面白いと感じました。プリミティブという言葉が、まっさらな自然を指しているとは限らないということでしょう。私の感じるプリミティブさは、人の気配が必要なんでしょうね。ばっちり文明に侵されてますね。
豊橋にお越しの際はぜひ。オススメです。それぞれの葦毛湿原の感想を、聞いてみたいですね。