ハイカーブ、偏光、帯電防止
ヴィンテージのメガネ

20.03.06

自分のサングラスです。春から夏にかけて活躍する、かっ飛びご機嫌系のサングラスです。そういえば度数を変えて合わなくなったのと、夏が終わってからご無沙汰だったので、今年もかっ飛ぶ為にレンズを変更しました。

ということで、題名の通りなんですけど、湾曲した偏光レンズにしました。オークリーとかスワンズとか、スポーツ系に基本は入れるやつですね。レイバンを度付き化するときとか、ハイカーブレンズを入れると、ちゃんとそのままのイメージを保持して度付きに出来るためオススメです。高いけど。その価値はあります。カルティエのフレームの枠入れの時にも同じようなことを書いた気がします。

球面と乱視の合算値が6以内で、6カーブの選択が出来る、さらに白色のコートで帯電防止が付けられる、個人的に全ての条件が叶う偏光のハイカーブがようやく現れたというので、早速試しています。6カーブの選択が可能な範囲が、球面と乱視の合算値で4以内ではないということが、私みたいな強い近視眼には朗報でした。

ガラスの度なしカラーレンズを入れたときの雰囲気にかなり近い感じで仕上がっております。

ハイカーブレンズにすることで、フレームが顔に沿うので、より花粉が入りにくくなります。帯電防止のコーティングも、そこそこ花粉の痒さを軽減するのに効き目があります。

偏光に関しては、釣りとかする人は水面の反射が消えて魚が見えたりして効果が抜群なんでしょうけどね。私の場合、その辺のスポーツを一切しない為、今の段階で唯一語れる体感としましては、対向車のフロントガラスの反射が消えて、車の中でイチャイチャしている人間の観察がしっかりと可能になった、ということだけですね。

偏光の機能によって、生活がより豊かになったかどうか、まだ測れずにいます。

インスタのあれ
ヴィンテージのメガネ

20.03.06

レンズの色を青の一番濃いやつにしたら、とてもとても良かったです。いつもの紺っぽい色味ではなく、ブルーグレーのめっちゃ濃いやつを選択して成功しました。

初期のアランミクリっぽい、確かにそうなんですけど、違いました。

銀無垢、箱足取り付け
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

20.03.06

ガラスのレンズを入れました。レンズサイズ46ミリ、重さが気になるので一旦大きめのパッドに変更です。且つシリコンで柔らか目にしてあります。とにかく圧を分散させてあげないと。

素材と仕上げと構造と、特注のレンズシェイプとブリッジとのバランスと、作ってきた銀無垢の中でも特に均整が取れて美しいと感じました。ミラクル起きました。系譜としては、カルティエのリボリとか、あの辺です。

ガラスレンズの透明感とカーブが合わさって、とても優美でした。

明日は休みです
営業案内

20.03.02

月一の、眼科さん出張のため火曜は休みです。

明日は休み
営業案内

20.02.28

数学の演奏会聞いてきます。よって、店は休みです。日曜日にお待ちしております。

足の取り付け
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

20.02.21

色々あって、銀無垢の在庫化から。銀無垢という表現がおじさんなのか。ふと思う瞬間があったので言い直します。スターリングシルバーのメガネです。鼻パッドの足つきです。昨年、特注製作の銀無垢のパッドも装着した、デラックス版にしてみました。デラックスという表現、しなくなりましたね。いまはプレミアムの時代でしたね。

鼻パッド有りにすると、良いこともあります。装用感の向上ももちろんですが、美観もあげられます。上の写真の通り、山のトップが突き出せます。

鼻パッド無しのときには、フロントの成す平面よりも山のトップが奥まってしまいます。日本人の鼻のトップが凹んでいるからです。そのように処理をしないと、かけた時に睫毛がリムに当たる、リムの下端が頬に当たる等々の、フィッティング技術では解決出来ない問題が多々生じます。最後、掛けた姿が美しくありません。

立体感が得られて、掛け姿もこれなら美しいでしょうね。

これは、私の勘違いと、それをメーカーさんがカバーして下さったので載せておきます。SPMと同じ要領で、山の足を切って上にのせ、空いたスペースにパッド足を付ける、それはそうなんですけど、今まで銀無垢ではやったことなかったみたいでした。取り付け治具から製作していただいて、尚且つ最後は手でアール修正でした。恐縮です。

ボストンとティアドロップの間くらいの玉型です。せっかくなので46ミリです。銀無垢のラインナップの中では、大きめにしてあります。

微妙な規格の差
修理とメンテ

20.02.19

向かって左は新品のパッドです。右は、サヴィルロウに付いていたパッドです。ヒルトンやアルガの名義のときは、抱きタイプではなくて、はめ殺しのタイプがついています。

持ち込んで頂いた時の状態です。溝が浅くて、パッドが脱落しています。

パッド足が閉じきっています。硬くて、なかなか開きません。力を込めると、プラチックのパッド部分に亀裂が入りそうです。

汎用品では、冒頭の通り幅が広すぎて足を閉じても留まりません。手が無いなあどうしようかなあと一晩寝たらピラメキました。それが上です。簡単なことで、カッターで切り込んだだけです。

あとは足同士を強く閉じれば終了です。パッドが黄ばんで交換となると、パーツを探すなりなんなり考えないといけませんが、一旦これで解決しました。

磨き不可でも
修理とメンテ

20.02.18

セルでもアセテートでも無い、でもインジェクション系でもなさそうな、第三のアレでしたね。

磨くと溶けやすいので磨き不可扱いなんでしょうけど、やろうと思えばやれます。磨いて削るというより、やはり表面が溶けているっぽいんですけど、ブラシとか粉とか回転とか接地圧とかあれこれ試行錯誤すると、丁度良いところが見つかります。

絶句
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

20.02.18

銀無垢、総手彫り、ご注文でした。

今回は、40ミリのラウンドも大きいタイプの智が付いています。迫力がありました。

写真だと、面の感じが分かりにくいです
ヴィンテージのメガネ

20.02.16

まず、正面がイケメンです。

なのに気の抜けた、ただの正方形のリベット、つまり甘辛です。メガネでも人間でも一番ぐらっとくるやつです。初めて見ました。なんか良いですね。

めっちゃ分かりにくいですけど、青線が境界となって、異なる平面が生まれています。その境界は腕から伸びてフロントを越えて反対の腕まで続いていきます。ボリュームのあるフレームですが、動きがあって重苦しくないのは生地の色の選択だけでは無いです。目線がそう動くように、操作されているからでしょうね。この削り考えたひとは天才だなと、感服でした。

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